Open Data

オープンデータを活用して、社会資源やビジネスの創出

オープンデータとは、国、自治体、独立行政法人、公益事業者等が保有する公共データであり、誰もが自由にアクセスし二次利用できる形式で提供されるデータです。予算情報、防災情報、人口動態情報など多岐にわたります。
詳細は、link データカタログサイト data.go.jpに公開されています。
それらは私たちの生活に関連し影響を与えている諸要素の基礎的なデータです。それらを価値ある情報へと転換することで、社会資源の創出をもたらし、新しいビジネスの創出にもつながるのではないでしょうか。

課題

従来より、オープンデータは統計資料が中心です。しかし近年、スマホやタブレットが身近な情報端末になり、SNSサービスの利用が日常になるにつれ、twitterやFacebookあるいはLINEを通じて膨大なメッセージがネット上を流れています。また民間企業がビジネスを展開する中で様々な営業情報が蓄積されています。これらはそのデータ量の多さからビッグデータと呼ばれています。ビッグデータは新しいオープンデータと呼ぶことができます。twitter上のキーワードあるいはタグを手掛かりに、メッセージを収集すれば人々の関心のあり方がリアルに把握できそうです。
しかし、ビッグデータを分析し利用するためには、従来の統計処理では間に合いそうにはありません。今、あるキーワードから有意味な事象を導くためにAIの利用が注目されています。今後、ビッグデータやAIの利用技術が必要とされているようです。